僕は必ずその少し斜め下を行く

遊星より◯◯をこめて

Say my name…!! Who am I !?

ジャンプのスポーツ漫画は数あれど。
あまりにも圧倒的。あまりにもダンチ。
これでもかという努力・友情・勝利という熱波が押し寄せる。とめどなく。
今年も読了です。

スラムダンクはほぼ年1で読みますが、同じ作品でもその時々で受ける印象が全然違うというのは、漫画をはじめとする文学作品のおもしろいところ。
その時の体調、年齢、学校、仕事、友達、同僚、先輩、後輩、恋人、家族、その他諸々自分を取り巻く環境で受け止め方が変わるのでしょう。

私の今年一番は、

ミッチーこと三井寿でした。
刺さりましたねえ。それはもう深く深く。私の乾いた心に。


ミッチーの名シーンはたくさんありますけど最も刺さったのはコレ。

2年間の不良生活から改心し、インターハイ予選に臨むも脱水症状で試合途中の戦線離脱。
意識を取り戻したところで自らの過ちを悔いるシーンです。

どうですか?高校生で自分の間違いに向き合うって素晴らしいというか羨ましいというか。ミッチーの一番凄いところは実はすんげえ素直なところなのです。

フツーの人はなかなかできないですよコレ。
オトナになったらあえて現実から目を逸らしたり、無理やり納得したりで(それもまた必要ですが)、なかなか素直には生きられません。
なぜ今年は彼だったのか?
そろそろ間違いを認めて前向きに生きていこうという表れかもしれませんね。



コレが…


コウなり…


コウなり……


コウなる!


コウなる!!


三井寿、炎の男ですよ。



今回は新装版をオトナ買い。
今までジャンプコミックス(以下JC)、完全版、そして今回の新装版と購入してきましたが、これを単なるリバイバル商法と斬って捨てるのは野暮。とても野暮。

それぞれに良さはあるのです。

①JC
・軽い
・カバー絵(井上先生のタッチ)の変遷

②完全版
・巻頭カラー完全収録
・高級感
・デカさは正義

③新装版
・書き下ろしカバー
・エピソードで区切られている
・ポスターがもらえる


どうですか、全然違うでしょ。
違うんですよ、全然。違うんだったら。

今回は一日一冊読んだのですが、この読み方は良かったです。
今までどうでもよかった『明日』に張りが出ます。励みにもなり生活に潤いも。たかが漫画と侮るなかれです。
もちろん漫画以外に『明日』が楽しみなことなんてはあります。
ただ、30分の小さな楽しみに毎日出会えるのは幸せですね。

そんなスラムダンク新装版ですが、欲を言えば各巻ごとのコメントがほしかった。JCでカバー開くと書いてあるアレ。
各巻ごとに井上先生がこの時どういう気持ちで描いてたとか、今思えばああだこうだ的な『今』のコメント。
というわけで井上先生&集英社の偉い方々。
次回の超・完全版ではよろしくお願いします。必ず買いますから。

あ、新装版をレンタルでなんて考えてる不届き者がいたらそれは無駄。
ツタヤが一番冊数の多いJC以外置くわけないでしょって。
なので買いましょう。ぜひ買いましょう。
まだポスターの全プレ間に合うし(言ってる私がまだ応募してないマン…)。


いやあ、ラグビーに加えてバスケ熱まで過去最高潮。

新装版に続いてコレも買っちゃいました。
つまり?そうです、Bリーグです。
今月末行ってきます。
川崎ブレイブサンダースvs栃木ブレックス
野球もいい。サッカーもいい。ラグビーはもっといい。あとなんかある?
バスケでしょう。
2018年、残り2ヶ月を切りましたがまだまだ楽しみますよ。