Hold a blind stomach
ブログをはじめました!コメント大歓迎です。これからどうぞよろしくお願いします!
…と、某ブログで始めようとしたらこんな一文がデフォルトで。
『ブログをはじめました!』
以降はなんだかむず痒い。
ま、そんな感じのブログです(何が
ここまで言っておいて、はてなブログ。
あっちはあまりにシンプル過ぎ。
どうも、ご挨拶が遅れました。
クライブ魔神と申します。
ブログの趣旨ですが、適度に駄文をしたため、たしなめ、ウンウン言うため、ということで。
『大義』なんぞナシ。ナニかをどうこうしたいとか、ナニかに貢献したいとかそんなのはナシ。ナシノツブテ。
本題。
タイトルでお気付きの方も?
そうです、
レベルEです。
筆下ろしタイトルを考えてすぐに思い浮かんだ言葉。
つまりブログなんぞを始める最たる理由。
日本語にすると、
『見えない胃袋(をガッチリと)』
初っ端から暗い?
まあまあ。
生きる理由や目的は色々ありますがその一つとして。
人には他の獣にはない多くの『欲』があって(解明されてないだけで獣にもあるかも)、生命活動を維持するのに絶対的に必要なモノとは別の欲。
『見えない胃袋』という底なし器官を満たすために我々は生きていると言っても過言ではありません。
どう満たす?
手段は様々。私が最も健全だと思っているのが『趣味』です。
これを『仕事』と言ってしまう方とは方向性が。お引き取りを。
中には『無趣味』という私が1兆万光年(それは距離)かかっても、たとえハーバード首席卒業の頭脳があったとしても理解不可能な方々もいますが、とにかくコレを満腹にするのが趣味です。
ということで私を含め人類の多くは趣味を持ち、楽しみ、この『見えない胃袋』を腹八分目糞食らえで満腹目指して生きています。
しかし、この『見えない胃袋』って言葉、絶妙じゃないですか?
私は生きる理由の半分以上がここに行き着きます。
出典の話をはよせいという声が聞こえてきそうなのでそろそろ。
レベルEです(本日二度目)。
幽遊白書をはじめ大作はありますが、私としては冨樫義博最高傑作はコレ。圧倒的。
読まなきゃハドソンな一冊。
これを超えるSF漫画ってあります?
あ、コレ、SFです。
テイスト的には冨樫氏の性格を煮詰めに煮詰めて、これ以上ヘソが曲がるのかというくらいシニカルなギャグを散りばめたジャンプらしからぬ作品に仕上がっています。
不定期に増刊号で発表していた作品、つまりめちゃくちゃ時間をかけて描いています。
冨樫氏の休載は日常茶飯事ですが、ポジティブに捉えれば時間をかけりゃとてつもない作品を生み出せる先生ということなのです。
話の大筋は、『ある理由』で地球へとやってきた『バカ王子』なる宇宙人。頭が良くも悪くもキレてキレまくる彼が知り合った地球人の高校生らを巻き込んで地球内外を取り巻く環境を生暖かくいじり倒すというもの。
勝手な妄想ですが、『バカ王子』は冨樫氏の化身だと思っています。
二十年も前の漫画なのに、未来(今日)を予言するかのような社会風刺、著者の幻想的な画風も相まってまったく色褪せのない名著。世の中にこの作品の復活を望む声は本当に多いはずだと思っていますが、最後のエピソードが描かれて早20年、その間にアニメ化もされました。
刊行はコミックス版で3巻、文庫版で2巻。
半日あれば読める文量。
件の『~胃袋』ですが、シリーズの中では箸休めというかメインストーリーからは外れます。
林間学校の途中、同級生が同じ学校の何者かに喰われるところを偶然目撃してしまった悪ガキ4人組は、次は自分達の番ではないかと怯え、自己防衛のために犯人探しを始めた。しかしその矢先、4人の内の一人が姿を消す。いよいよ切羽詰った彼らは、知り合いの怪しい人物に助けを求め、とあるつぶれかけの精神クリニックを紹介される(wikiより)。
冨樫流のスタンドバイミーがそこに。
『見えない胃袋』は、物語のラストシーンで登場人物が残す一言なのですが、このインビジブルな器官が肥大化した果てに待っているのものは何なのか。極めてシリアス。
多くの方がこの登場人物が抱いた感情と同様の読後感を抱くことでしょう…。
気になる方もそうでない方もぜひ。
まだブログなるものの勝手が掴めないのでこの辺で。
これから徐々にスキルを上げていければ。
でもって見えない胃袋を満たしていけたらなと(自分のね
最後に、今日色々仕事やら授業やらデートやら洗濯やら子育てやら子作りやら何やらやらやらあるとは思いますが、レベルEを読まない奴は………
バカだな。
と思います。
このテイストでゆるりとやっていきますので違和感ない方は…
ではまた来週、ごきげんよう。