Battle Kid
先週ラストで触れた新作ゲーム。
ファミコン。
新作って言ったよね?
ええ、正真正銘『新作』です。
2018年10月18日発売の。
バトルキッド 危険な罠
ハード:ファミコン
開発:Sivak GAMES/bit-games
販売:コロンバスサークル
発売:2018年
ジャンル:アクション
2010年にアメリカのインディーズソフトとして販売されたものが、2年半という歳月をかけ、国内改良版として転生。
遊んだ感想。
まぁ!面白いったら!ありゃしない!
ここ数年、クラシックゲームが国内でもブームで様々な新作ソフトが発売されましたが、なかなか値段に見合ったものではない、コレクターズアイテムなのかなと感じてしまう現状が(もちろんキラキラスターナイトみたいに素晴らしいものも)。
そんな中、突き抜けてくれたのがバトルキッド 危険な罠。
ミスる!学ぶ!突破する!
それすなわち達成感!
勝手にキャッチフレーズ。
泣く子もサウンドオブサイレンスな鬼難度一撃死ゲーが、時事刻々と上達を実感できる絶妙バランスに。
以下にバトルキッドを買わなきゃハドソンな魅力を列挙。
①上達実感度がダンチ
オトナになってから、30過ぎてから、今さらながらにアクションゲームの魅力に気づいた感。
調整が施されたとはいえ、ノーミスクリアは不可能に近い。とはいえクリアは不可能ではない。
なぜなら人間は学ぶ生物だから。
そんなメカニズムを実感できます。
チャレンジの度に自分がどんどんうまくなっていく、少しずつだけどうまくなっていく。人によって場面によって差はあれど必ず実感できます。
②誰しもが挑戦できる難易度
ライフ制採用で裾野がグッと拡大。
選べる難易度は6段階でベリーイージーはライフが6。
達人クラスの飽くなきチャレンジスピリットをくすぐるために一撃死モードも健在。
つまり、難易度を細かく分けることで誰しもが挑戦できるゲームに生まれ変わったのです。それぞれがそれぞれの難易度で。
さらに挑戦者へのご褒美も。
ハードモード以上はクリア後に秘密のパスワードがもらえます。
このご時世『答え』はもうどこかに転がっているかもだけど、ぜひ自らの力で掴み取っていただきたい(ノーマルもクリアしてないのに言う男
③いろんないいとこ全部のせ
ロッ◯マン?ア◯ワナ?メト◯イド?
好意的なものから批判的なものまで。
オッケー、アンチこそ名作の証明。
先人達の叡智を糧に30年の時を越え誕生した最新のマスターピースでしょうて。
私は2018年現在におけるクラシックアクション集大成と言い切っときます。
④豊富なBGM
イカしたやつ、揃ってます。
私は特に最初のエリアが好き。
よっしゃ!行くで〜!感がグンバツ。
ボス撃破時のも達成感倍増(オマージュくそくらえ
なんとしてもサウンドテストを手に入れたい……(ハードモード…
⑤ゲームを作るということ
2018年版開発者に名を連ねるbit-gamesさん(以下bitさん)での購入特典小冊子で開発から発売までの一部始終を一読できます(特に難易度調整のとこは必読!)。
おこがましいの承知で。ゲーム作るの大変!海またいでなお大変!
いやはやお疲れ様でした&ありがとうございました!
まだ買ってない方はぜひbitさんのところで。正直この冊子込みでのバトルキッド 危険な罠かなと。
1冊の本で出していただきたいくらい(壮絶な振り
まだありますが、プレイ環境のある方はぜひとも購入を。超オススメ。
ちなみにレトロフリークでは起動不可。クイックセーブなんぞ使わせん!という開発側からの挑戦状ですね。
セーブポイントがほどよく配置されているのでそこまで気にならないけど(たどり着く毎にこれまた達成感
1日1時間くらい遊んでやっとこさ4体目のボスを撃破。
今月中にはエンディングを見たい!
あ、最後に。
続編待ってます!(壮絶な振りパート2